足のしびれ には、複数の原因が考えられます。心配しなくて良いしびれもありますが、中には足のしびれが大病のサインとして現れる場合もあるので注意が必要です。
今回は、そんな足のしびれの原因についてご紹介致します。
足のしびれの原因
《一過性の足のしびれ》
・血行不良
正座など、足に負担が掛かりすぎた場合や筋力低下、ストレス・ホルモンバランスの乱れも影響します。
・冷え
筋肉が張ってしまい、痺れがでることがあります。
・姿勢
姿勢の悪さにより、神経を圧迫してしまいます。
・筋肉痛
筋肉疲労による、足のしびれ。
・神経圧迫
神経圧迫といっても、いろんな例がありますが長時間座っていたり、同じ姿勢をとった場合によるもの
《病気による足のしびれ》
腰椎椎間板ヘルニア
骨と骨の間で、クッションのような役割をする椎間板(軟骨)が、飛び出して、神経に当たることで、足に痛みやしびれが起きます。
・糖尿病
糖尿病による神経障害です。
糖尿病には、さまざまな合併症が見られますが神経障害は最初にでる合併症
といわれています。
・脚気(ビタミンB1欠乏症)
ビタミンB1が不足することで、足のむくみやしびれ、倦怠感といった症状が見られます。
・脳卒中
( 脳梗塞・脳梗塞・一過性脳虚血発作・くも膜下出血など)
脳の血管の詰まり、破れなどにより、脳の血流が悪くなったり、血液が行き渡らなくなります。
こんな症状がでたら脳卒中の危険性があります!
・言葉が出にくい(ろれつが回らない)
・片方の手足が動きにくい、動かない
・めまい
・吐き気や嘔吐
・意識障害
足のしびれの原因には、病気によるものも多く注意が必要です。特に脳卒中は、一刻を争いますので、特徴を覚えておきましょう。
病気以外の原因による足のしびれの対処法
・マッサージ
血流促進に繋がり、筋肉もほぐせます。
またリラックス効果もあるので、おすすめです。
・ぬるめのお湯に浸かる
ぬるめのお湯に、じっくり使って体の芯から温めましょう。
血流促進・リラックス効果が得られます。
・適度な運動
筋力低下も足のしびれの原因となりますので、筋トレなど適度に運動をして筋力をつけましょう。
※ハードな運動をする必要はありません
・規則正しい生活
副交感神経の働きを促進し、ストレスを軽減し自律神経を整えます。
・靴を脱ぐ
靴による圧迫は、思っている以上に血流を妨げますのでたまに脱いで足を圧迫から解放してあげましょう。
・定期的に足を動かす
デスクワークなどの場合、同じ姿勢で長時間いることで神経を圧迫してしまいますので定期的に立ち上がって足を動かすようにしましょう。
※できれば1時間に1回程度
≪まとめ≫
足のしびれについてご説明しましたが、いかがでしたか?病気が原因となっているしびれも多いので、長引く際や緊急性を感じた際には、医療機関を受診してください。椎間板ヘルニアに関しては、症状が酷い場合を除き、手術を用いない保存療法が多く用いられます。その場合、整体院での治療もおすすめです。温熱・マッサージ・物理療法・キネシオテープといった症状にあわせた治療が受けられます。その他病気以外の原因については、ご紹介した対処法を試してみてくださいね。実践しやすいと思うので、継続して行うようにしましょう。